背面キックができるようになったら、手の動作をつけていきます。
背泳ぎは左右交互の動きになるので、初めて覚える人にとって、非常に複雑で難しいものです。
そこで、手の軌跡を覚えやすくするために、両手を同時に動かす背泳ぎをまず覚えます。
と言っても、前段階(背面キック)の続きです。背泳ぎというより、「背面キックに両手を添えて」というイメージです。
- まず、両手を頭の後で組んだ背面キックで泳ぎだします。
- 次に手を横に開くように、体側に下ろします。頭上で組んでいた腕を放して、下に(体側)おろすという感じです。
- 下(体側)から、頭の後に移動する際は、体の真上を通過します。ちょうど肩の上を手が通過するように。
- 手が上(頭の後)に行ったり、下(体側)に行ったりの繰り返し動作になります。
- ただ、上(頭の後)と下(体側)で3秒間停止しましょう。常にグルグルと動いていてはダメです。一番上と一番下でしっかり一時停止です。
- 特に上(頭の後)では、しっかりと手を組んで停止しましょう。
- 「掻く」という意識はダメです。手が「通っていく」「移動していく」「通していく」という感じです。力を入れてはいけません。
頑張らず、楽に25m行けるように繰り返し練習しましょう。